サミットアカデミーエレメンタリースクール佐久・佐久長聖中学・高等学校

佐久長聖ニュース

2年生が働くことと社会貢献について学びました。

 5月15日、2年生が「自分発見」の活動の一環として、佐久青年会議所会員で株式会社神津造園建設常務取締役の神津広太様を講師にお迎えし、“働くことと社会貢献”の演題で講話をいただきました。


 「自分発見」は2年生が行う体験学習(探究プログラム)で、自己の理解を深めながら、世の中のしくみや課題を知り、自分の可能性を見出していくプログラムです。今年度、佐久青年会議所から「コロナ禍で子どもたちと地域のつながりが薄れている中、子どもたちの生きる力を育み、子どもたちと地域との関わりや地域の活性化につながるような教育活動のサポートをしたい」とのお申し出をいただきました。その活動をさせていただくきっかけにもなればと、今回の講話をお願いしました。

 まず、社会に出られてからサッカーのコーチとして小学生を指導し日本一や世界大会での準優勝に導いたこと、その後、経営について学ぶために大手飲料メーカーで営業を担当し、自身が関わったワインの販売で日本一を手に入れたこと、そして、奥様の実家の家業である造園業が現在の仕事であることをお話しになりました。コーチのときは楽しさややりがいが、営業マンの際は経営について勉強し経験を得るため、そして現在は100年続く歴史を途絶えさせないためと、その時々で働く意味や目的は異なっても、すべての仕事で得た経験が今のご自身を形作っているというお話に、生徒たちは真剣に耳を傾け、大いに納得していました。

 今後、生徒たちは自分たちと地域を結びつける企画を考え実行していくことになります。今日のお話を受け、生徒たちがどのような企画を練り上げてくれるのか楽しみです。