合格体験記
人としての成長の場

- 早稲田大学 文学部入学
- H・Kさん
(2024年度 卒業生 Ⅰ類)
私は勉強と部活動、そして生徒会活動の三つを軸に学校生活に励んできました。県外からの進学ということで聖徳館で三年間生活し、部活はスピードスケート部に所属していました。館には厳しいルールもありましたし、部活でのハードなトレーニングの後毎日学習会の時間が設けられていたので、辛い時もありました。しかし、多少強制的ではあったもののこの学習会のおかげで学習の習慣が身につき、Ⅱ類への入学でしたが二年進級時にⅠ類に転類することができました。
そしてこれをモチベーションにさらに成績を伸ばしていくこともできました。また、千人近い生徒が在籍するこの学校で男子副会長を務めさせていただき、生徒の代表として相応しい言葉遣いや振る舞いを身につけることができ、他者と協力して学校行事を運営していく大変さと達成感も味わうことができました。この学校には部活や勉強など、自身の成長や目指す目標のために日々努力を重ねている人が大勢います。三年で受験勉強が本格的になっても周囲の仲間と共により集中して学習することができるでしょう。
やり抜くことで生まれる自信

- 信州大学 教育学部
特別支援教育コース - K・Kさん
(2024年度 卒業生 Ⅰ類)
私は、総合型選抜で第一志望の大学に合格することができました。 私が受験した教育学部では、総合型選抜の形式が初めて導入されたため傾向や対策がわからない状況でした。試験は9月下旬に行われたため、準備期間は忙しく、作ってはやり直しの繰り返しでした。総合型選抜は「受かったらラッキー」といわれるほど合格が難しいことは理解していましたが、最後まで試行錯誤を重ね、たくさん練習をするしかありませんでした。自分にできる最大限のことをしたことが合格に繋がったと思います。そして、私が最も大事だと感じたことは自信を持つことです。試験近くまで強い自信を持つことができませんでしたが、当日は今までの練習が自信となり、堂々と受けることができました。
佐久長聖高校にはインターンシップやボランティアといった課外活動があり、受験に役立つだけではなく、自分のやりたいことを見つけることができます。またいつでも一緒に考え、アドバイスや練習に付き合ってくださる先生方もいます。そういった佐久長聖高校の環境が私にとって大きな支えになりました。
切磋琢磨し合える充実の環境

- 同志社大学 法学部
法律学科 - M・Kさん
(2024年度 卒業生 Ⅰ類)
私は企業法務に関心を持っていたため、企業法務のインターンが充実するなど実践的な法学を学ぶことができる同志社大学法学部を志望しました。歴史と国際性が混在する京都という地で学ぶことも大きな魅力でした。
佐久長聖高校には親身にご指導くださる先生がたくさんいらっしゃるのでわからないことはすぐに相談しました。特に担任の先生は入試直前まで添削指導をしてくださり不安な気持ちを解消することができました。
また同じクラスにはハイレベルな大会で活躍するなど文武両道を貫く級友がたくさんいて、学習面でもストイックに取り組む級友ばかりでしたので日々の学校生活の中でも大変良い刺激を受けました。受験勉強を通して何でも相談できる友人ができ、精神面で大きな支えとなりました。
自分が合格通知を受け取った際に一緒に喜んでくださる先生方や友人に囲まれ、自分がいかに恵まれた環境にいたかを実感し、佐久長聖高校に入学して良かったと心から思うと同時に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
自分を信じて合格をつかむ

- 山梨大学 教育学部
言語教育コース - R・Iさん
(2024年度 卒業生 Ⅱ類)
私は強化部に所属しましたが、進路相談を重ねていく中で国公立大学を目指してみたいという思いが芽生え、第一志望校を国公立大学に決定しました。 一般入試で突破するということを前提に部活動と勉強を両立させました。
学校推薦型選抜Ⅰは合格する確率が相当低い入試形態と言われていましたが、私は「今まで部活動も勉強も頑張ってきた自分ならいけるかもしれない」という根拠のないような自信を持ち、一般入試に向けた勉強も進めつつ、学校推薦型選抜Ⅰの準備も進めていきました。 志望理由、大学で学びたいこと、目指したい将来の姿、自身が今まで頑張ってきたことなどを明確にするという当たり前のようでとても大変なことから始めました。その後は、面接練習、小論文練習に励みました。教育系に強い先生、小論文に強い先生、英語の先生といった多くの先生方に協力していただきました。特に面接練習では6人の先生方にお世話になりました。一般入試に向けた勉強と同等、もしくはそれ以上に必死で努力しました。 自信過剰になることはよくないことです。ですが、自信を持たなければ掴めるチャンスを逃してしまうということも忘れてはいけません。後輩の皆さんへ伝えたい、知ってほしい言葉が二つあります。「根拠のない自信を持ち、それを裏付ける努力をする」「念ずれば花開く」 今後も自分自身を信じ、努力をして、恩師を超えられるような英語教師になりたいです。
仲間と支え合いハイレベルな文武両道を

- 愛媛大学 理学部
理学科入学 - I・Kさん
(2023年度 卒業生 Ⅱ類)
佐久長聖高校での日々が、僕の大学合格を大きく後押ししてくれました。決して勉強が得意な方ではなく、駅伝部に所属し部活動にも熱中していたため、本格的な受験勉強を始めたのは12月末という遅いスタートでした。しかし、各教科の先生方がそれぞれの入試対策講義を開いてくださり、分からない点は親身になって教えてくださいました。僕専用のプリントまで作成してくださるなど、手厚いサポートのおかげで、着実に実力を伸ばすことができました。また、共に高め合える友人の存在も大きな支えでした。学校に行けば同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨し、寮に帰れば練習で疲れている中でも気遣ってくれるチームメイトがいました。心が折れそうになった時、彼らの存在が「もう一度頑張ろう」という強い気持ちを与えてくれました。佐久長聖高校で出会った先生方や友人との関係は、僕が合格を掴み取る上でかけがえのない宝物です。皆さんもぜひ、佐久長聖高校で自分の夢に向かって挑戦してください!
夢を叶えられる環境

- 信州大学 医学部
医学科 - K・Yさん
(2023年度 卒業生 Ⅰ類)
私は医学部合格を目指して佐久長聖高校に入学し、無事合格することが出来ました。特にこの学校の強みだと思うところが2つあります。1つ目は、先生方のサポートです。授業ではわかりやすく、そして深く理解できるように教えてくださり、また、勉強のことだけではなく、自分の進路についてもたくさん相談に乗っていただき、自分の勉強のモチベーションを高めてくれました。2つ目は、全国から多くの生徒が集まっているところです。様々なバックボーンを持った友人たちと関わることで、自分自身非常に多くの知見を得られたと感じています。また、クラスには様々な分野で高い目標を持って取り組んでいる人がいて、刺激を与え合いながら成長できたと思います。
佐久長聖高校には、「努力ができる環境」が整っています。これは皆さんにとって大きな武器になると思います。皆さんが佐久長聖で夢を叶えられることを願っています。
真の文武両道を目指して

- 信州大学 経法学部
総合法律学科 - S・Kさん
(2023年度 卒業生 Ⅰ類)
私は勉強と部活動の両立をしたかったので、佐久長聖高校を選びました。部活動は女子サッカー部に所属し、2年生までは聖心館、3年生の3か月間は聖朋館で生活していました。館では平日2時間、休日3時間の学習会がありました。部活動でハードなトレーニングをした後の学習会はつらいと感じることもありましたが、多少強制的でも毎日少しずつ学習することで、自然と学習会がない時間でも勉強しようという気持ちが生まれました。また、まとまった勉強時間の確保が難しかったので、授業と授業の間の休み時間や部活動での移動時間など「隙間時間」を有効活用して学習を進めていました。このように1年生のうちから毎日学習する習慣が身に付き、平日も休日も毎日同じ時間に起きたり寝たり勉強したり、毎日の時間の使い方がルーティーンのように決まっていたので、3年生で受験勉強が本格的になってきても苦痛に感じることが少なかったと思います。
頑張りたい人が頑張れる学校

- 早稲田大学 文化構想学部
文化構想学科 - Y・Tさん
(2023年度 卒業生 Ⅰ類)
私が本格的に受験勉強を始めたのは、3年生の春でした。成績は上がらず、3年生最初の模試では第一志望の判定はE判定でした。焦りは増すばかりで、本当に自分は入試に間に合うのか不安になっていました。受験はゲームのように決まりきったルートがあるわけではなく、一人ひとり違った方法があるのではないかと、今は思います。入試当日対峙したその問題で、ギリギリでも合格点に届けばいい。それに気付いてからは、「みんながやっているから」ではなく、「自分に必要だから」という観点を大事にするようになり成績が少しずつ伸びてきました。加えて、放課後ゼミとして最大8時間目までの補講や、テスト前は各教科の先生が質問に答えてくれる「質問部屋」での学習など、そうした1年生からの積み重ねが志望校合格に繋がったのだと思います。頑張りたい人が思う存分頑張れる学校です。本当に佐久長聖で良かったと、私は思っています。
英語を好きにさせてくれました

- 立教大学
スポーツウエルネス学部
スポーツウエルネス学科 - A・Aさん
(2023年度 卒業生 Ⅱ類)
総合型選抜を受験し、第一志望校に合格することができました。総合型選抜を受験する上で重要になってくるのが評定と英語の成績です。佐久長聖高校ではオンライン英会話の授業、留学の機会、留学生との交流、ネイティブの先生との関わりなど、英語学習の手助けになる機会がたくさんあります。私は休み時間などにネイティブの先 生と英会話をして仲良くなったり、寮生活の中で毎週夜に数名のネイティブの先生方が寮に来てくださって英会話の時間を設けていただいたりしたことがとても有意義な経験になりました。そのおかげで英語に興味関心を持ち、得意科目にすることができたので、合格へと繋がったのだと思います。留学の経験やコンクールでの受賞結果も 受験の大きな材料になりました。総合型選抜は、部活に所属していなくても自分の得意分野で自己推薦ができるので、佐久長聖高校の文武両道をしやすい環境が大きな支えになりました。
学校活動から将来の道を見つけました

- 学習院女子大学
国際文化交流学部
日本文化学科 - H・Oさん
(2023年度 卒業生 Ⅱ類)
私が日本文化学科を目指した理由は、佐久長聖高校での生徒会活動とボランティア活動にあると思います。私は女子副会長として挨拶文を考えたり、司会として人前で話したりする機会が多く、言葉選びや相手に伝える話し方を意識する良いきっかけになりました。インターアクト部でのボランティアは部員も多く、新型コロナの影響で活動には制限がありました。そのため、自ら学外のボランティア活動を探し、積極的に参加してきました。最近では能登半島地震のボランティアもさせて頂きました。この部活動と新型コロナの影響は、私に自分から行動する勇気を与えてくれました。
これら2つの経験を通して、自然と多文化共生と国際協力に興味を持ち、進路を決めることができました。大学や進路を絞る上で、佐久長聖も導入しているスタディサプリのサービスが大変役に立ったので、特にオススメします。
強い気持ちと自信を持つことの大切さ

- 防衛大学校
人文・社会科学 専攻 - R・Yさん
(2023年度 卒業生 Ⅱ類)
私はこの度、防衛大学校人文・社会科学専攻の推薦採用試験に合格しました。チアリーダー同好会と地域のダンスクラブに所属して理系II類で勉強してきました。私が推薦採用試験を受けると決めたのは7月頃でした。担任の先生が推薦してくださると聞いたときはチャンスを広げられると思い、とても嬉しかったです。試験が9月中旬だったため、準備期間が2ヶ月ほどしかなく、すぐに準備に取りかかりました。推薦採用試験は過去の合格人数や倍率から厳しいことは十分わかっていました。模試の成績もよくなかったため、周りの人たちは絶対に無理だと思っていたでしょう。ですが、私は個人面接で自衛官になりたいという強い気持ちを伝えられることができたら、可能性はあると思っていました。私はこれからも自分を信じ、厳しい生活を乗り越えて、将来国防を担う立派な幹部自衛官になれるよう頑張ります。
様々な体験が受験につながりました

- 上智大学 総合グローバル学部
総合グローバル学科入学 - Y・Iさん
(2022年度 卒業生 Ⅰ類)
私は1年次に「トビタテ!留学JAPAN」という文科省が運営する留学支援プログラムに応募し、プレゼンや自己PRの末に合格しました。しかし、新型コロナウイルスの流行により海外への渡航ができず、留学を断念しました。渡航は出来なかったものの、日本で出来ることを精一杯やろうと、アメリカの高校生とオンライン通話をして現地の状況や留学のテーマにしていたホームレスなどの貧困層への意識アンケートを行いました。また、留学プログラムの交流会に参加して全国のトビタテ生と交流し、国際問題や世界の現状について意見交換をしました。このような経験が、受験の際に面接や自己PRの話題となり、合格を掴むことができたので、留学という本来の目的は果たせませんでしたが、挑戦してみて良かったな、頑張ったことは無駄にはならなかったなと感じています。
佐久長聖高校はスポーツで全国や世界を目指す人、勉強に励み国内外の難関大を目指す人など、目標を持って入学している人がたくさんいて、自分もみんなと一緒に頑張ろうというモチベーションにつながりました。何かに打ち込みたい人には学校の雰囲気などがとても合っているように感じます。
私は3年の秋頃に志望校の受験を決めました。他の人より対策期間も短く、また担任の先生にいきなり志望校の変更を相談したので沢山の迷惑をかけてしまったと感じていますが、そんな私にもやると決めたら面接対策や小論文対策を親身になって手伝っていただき、先生方にはとても感謝しています。私のように受験期真っ只中の時に志望校を変更することや、今まで考えもしなかった進路に出会い、魅力を感じて進路を変更することは誰しも起こりうる事だと思います。推薦や一般等、どんな受験区分でも志望校の合格をつかみ取れるように、勉強も、勉強以外のことも精一杯頑張り、3年間を無駄にしないようにすることが大事だと思います。何事も頑張っておいて損になることはありません。最初から自分で無理だと決めつけず、自らの可能性を信じてたくさんチャレンジしてみてください。あっという間の3年間。ぜひ、アンテナを高くして目一杯勉強や部活動などの活動に励み、高校生活を満喫してもらいたいと思います。
keep trying!!

- 慶應義塾大学
総合政策学部政策学科入学 - K・Aさん
(2022年度 卒業生 Ⅱ類)
私は全国高校駅伝で日本一になるために、駅伝名門校である本校へ中学から入学しました。12歳の少年が親元を離れて寮生活をするというのは非常に大きな決断でした。しかし、挑戦したいという気持ちを抑えられず、佐久長聖の門を一足早く叩きました。
高校では、駅伝と学業の両立の為にⅡ類コースを選択しました。毎日ハードな生活についていくのが精一杯で1年目は怪我が相次ぎましたし、成績も不振でした。2年生になり、進路を考えていた矢先、慶應が「箱根駅伝復活プロジェクト」たるものを立ち上げているということを知りました。
所謂、箱根駅伝常連校と称される大学ではないものの、大学の監督のお話や近年の実績を調べると、決して無謀なプロジェクトではないことが分かりました。
しかし、本校駅伝部から慶應へ進学した実例がない上に、学業、競技の実績も伴っていなかった当時の私にとって、入学は検討の余地さえありませんでした。
しかしながら、一度興味を抱くと頭は慶應に進学したいという思いで一杯になり、文武両道を成し遂げようと学業も駅伝も本当に一生懸命取り組みました。すると、怪我もしなくなり、記録が伸びていくことに加えて、学業の成績もみるみる向上していきました。
私は慶應へは文武両道に励んだという長所を生かせる総合選抜型入試で受験をしました。2000字の志望理由書や担任の先生、監督の推薦書、ありとあらゆる自分の実績や努力したことを記す活動報告書や、その他諸々による一次選考。教授3人と私で30分間志望理由に基づいて奥深くまで質問される二次選考で1000人から150人まで絞られる壮絶な入試でした。しかし、私は多くの方の支えがあり、なんとか突破することが出来ました。
このように、私は自分がやりたいと思うと全力でエネルギーを注いできました。長距離走は練習継続が一番の競技力向上の術です。同じく、夢も一朝一夕に叶うものではありません。佐久長聖は努力でき、それをサポートしてくれる環境です。夢を”持つ”ことは簡単でも”持ち続ける”ことは簡単なことではありません。是非、夢を持ち続けて3年間佐久長聖で全力で打ち込んでみませんか。
信じられる自分になる

- 長野県看護大学
看護学部看護学科入学 - N・Oさん
(2022年度 卒業生 Ⅱ類)
私はこの度、第一志望である長野県看護大学に学校推薦型選抜Bで合格をしました。
国際看護学や地域医療など幅広い視点から思考力を養うことができるという理由から、この大学への入学を決意しました。
高校生活では、エンパワーメントプログラムやインターンシップなどに積極的に参加をすることで、普段の学校生活ではできない経験をしました。学習面では2年生の時に理系を選択しましたが、周りのレベルの高さに追いつくために徐々に学習に力を入れるようになりました。この環境だったからこそ、現状に満足するのではなく、上を目指して学習をすることにつながりました。
私は学校推薦型選抜Aでは不合格でした。その際に考えたことは、信じられる自分になることです。推薦Aでは数をこなす学習になっていたので、身についたことは少なく、信じられる自分がいませんでした。自己暗示をかけられるようになるまで、質の高い学習・対策をしていくことが重要だと思います。共通テストを課された推薦Bを受けるにあたって、時には不安要素を徹底的につぶすため先生に指導をしていただきました。他の視点から見てもらうことで学習面、精神面で悪循環に陥ることを防ぐためでもありました。共通テストを終え、志望校の最終的な判定は合格圏内ではありませんでした。私は共通テスト判定に左右されて二次試験の学習にしばらく集中できませんでした。しかし、落ちる覚悟で受けた推薦Bで合格をしました。判定を過信せず、自分を信じ二次試験に全力投球することが大切だと思います。
最後に、合格した今だから言えますが、11月の推薦Aで落ちて良かったと考えています。受かるに越したことはありませんが、どん底の経験をしているからです。這い上がるために必死で勉強をしてきたことは将来絶対に糧になると思います。常にポジティブではいられませんが、不安な時・辛い時ほど上を向いて乗り越えていってください。
受験を乗り越えるために

- 信州大学 医学部医学科入学
- M・Kさん
(2021年度 卒業生 Ⅰ類)
幼い頃からの目標だった医学科合格を叶えることができました。受験生活を振り返ってみて、これから受験に挑む皆さんに伝えたいことが2つあります。
1つ目は、勉強だけに没頭できる状態を作ることです。受験には出願書類の作成や医学科なら面接など、純粋な勉強以外にもやることがあり、意外と時間を取られてしまいます。それらをいかに効率よくこなし、勉強に時間を割けるかがかなり重要だと思います。私の場合は、担任の先生が過去同じ大学を受けた先輩たちの経験をもとに、面接で聞かれる質問集を作ってくださり、それを使って先生と面接練習をしました。面接での大事なポイントを効率よく教えてくださり、面接練習にかける時間を最小限にして勉強の時間を多く稼げました。
2つ目は、受験できる幸運に気づくことです。受験期に勉強を教えてくれた先生の中で、こんなことを言った方がいます。「今、世界に75億人の人がいる。その中で、世界でも高水準な日本に生まれ、親に不自由なく育ててもらって、自分の将来を決めるチャンスを与えられている人間なんてどれほどいるだろうか。1%もいないだろう。それを考えたら、君たちが抱える緊張やプレッシャーなんて本当に小さなものだ。プレッシャーに打ち勝って、絶対に合格を勝ち取って欲しい。」この話を聞いて、自分が今どれほど恵まれた環境にいるのか気づき、緊張なんかしてる場合ではない、せっかく与えられたチャンスなのだから、何があっても合格を掴まなければならないという気持ちになりました。おかげで受験本番では緊張に打ち勝ち、合格することができました。皆さんが本番前に緊張やプレッシャーに負けそうになった時、この言葉が力になったら嬉しいです。
寮での生活や海外研修で成長できました

- 大阪大学 工学部
応用自然科学科 - N・Mさん
(2021年度 卒業生 Ⅰ類)
私は大阪から佐久長聖高校のI類に入学しました。高校生活3年間を振り返ると3つの大きな柱があったと思います。
1つ目は寮生活です。規則正しい生活の中で、身の回りのことを自分でしたり、時間を有効に使えるようになりました。また、他学年や他クラスの生徒と生活をともにする中で協調性を身につけ、楽しく生活することができたと思います。2つ目は吹奏楽部での活動です。勉強との両立に悩むこともありましたが、顧問の先生方や仲間といい音楽を作る中で辛い時も助けられ、人間としても成長することができました。3つ目は海外交流に参加したことです。高校1年次に外務省後援のJENESYS2019プログラム「21世紀東アジア青少年交流計画」のメンバーに選ばれ、タイに2週間滞在しました。期間中は現地でのホームステイ、現地日本企業や日本大使館への訪問などを行い、その成果をプレゼンテーションしました。また、自身の語学力のなさも痛感し、高校2年次には英検準1級を取得する原動力になりました。
最後に今、高校生活を終えて思うことは、受験期にお互い高め合った友人の存在です。そのクラスメイトがいたからこそ、全てを心残りなく受験勉強に切り替えることができたと思います。本当にありがとうございました。
目標を持って高校生活に取り組めます

- 北海道大学 医学部
保健学科放射線技術科学専攻 - M・Kさん
(2021年度 卒業生 Ⅰ類)
佐久長聖高校を選んで正解だったと思います。私は、この学校で全国から集まったクラスメイトと共に最高の高校生活を送ることができました。
私は高校入学当初、医療だけではなく、データサイエンスや応用化学にも興味があり、私自身が学びたいことは何なのか分かりませんでした。しかし、先生方が本当に学びたいと思える学問を見つけるための機会を多く設けて下さったおかげで、様々な分野の学問を比較し、「何に興味があり、何を学びたいのか。」ということを1年生のうちから深く考えることができ、私自身が本当に学びたいと思える学問に出会うことができました。「〇〇について学びたい」、「〇〇に興味が湧いてきた」という感覚は、学習に励んでいくうえで非常に重要だと私は思います。実際、受験勉強を本格的に始めてからは、やる気が起きないときでも、学びたいと思った学問について考えることでモチベーションを保ち、継続的に学習に取り組むことができました。
入試に臨むにあたり、志望校への入学のチャンスを増やしたいという思いから、総合型選抜に挑戦しました。私が受験した大学の総合型選抜は、生徒だけでなく、先生方に準備をしていただく書類の負担も大きかったのですが、佐久長聖の先生方は嫌な顔一つせずに協力して下さいました。また、面接試験の対策の時には、担任の先生だけでなく、教科担当でない先生方までもが親身になって練習に協力して下さったので、試験本番でも私自身の力を遺憾なく発揮することができました。
佐久長聖は、「目標を見つけたい」、「夢に向かって頑張りたい」と思っている生徒を手厚くサポートしてくれます。皆さんも、この学校で目標に向かって全力で努力できる、充実した高校生活を送りませんか。
部活動との両立で夢を叶える

- 秋田大学 医学部 医学科
- R・Hさん
(2021年度 卒業生 Ⅰ類)
私が医学部を本格的に志望するきっかけとなったのは、2年生の時に参加した医師体験プログラムがきっかけでした。しかし志望を固めたものの、高校3年間陸上部に所属しており、部活では全国大会で入賞したいという思いがあったので部活と勉強を両立させることに苦労しました。
部活をしていたころは中々まとまった勉強時間を確保することができませんでしたが、私は寮に入っていたこともあり1日1時間の学習会が1年生の時からあり毎日継続して学習することができる環境があったことは合格するうえでも非常に大きかったと思います。私が勉強をするうえで心がけたことは「効率のよい勉強」です。暗記科目を寝る前に行う、あるいは自分の苦手な科目から学習を始めるように工夫して、不足している勉強量を少しでも補うようにしました。8月に部活を引退してからは勉強漬けの毎日でした。しかし模試は毎回E判定で最後の模試でやっとⅮ判定が出るくらいの成績でした。しかし周りの仲間と励ましあいながら諦めず受験することができました。部活だけでなく勉強でも一緒に頑張れる仲間の存在は非常に大きかったです。
面接練習も担任の先生が何度も練習してくださり当日は自信をもって試験に臨むことができました。合格が決まった際は多くの方に「おめでとう」と声をかけていただき、改めて多くの人の応援と支えがあったのだと実感し本当に感謝しています。
佐久長聖高校は部活と勉強を両立する生徒が多くいると思いますが「両方やっているからできない」ではなく「両方やっているからできる」という気持ちで部活も勉強も取り組むと自分の自信につながると思います。
受験に向けて万全の態勢が整っています

- 早稲田大学 教育学部
国語国文学科 - A・Iさん
(2021年度 卒業生 Ⅰ類)
私が本格的に受験勉強を始めたのは高2の秋でした。高1の時点で受験はあまり意識しておらず勉強に本腰を入れることができませんでしたが、高2に進級すると文系コースと理系コースに分かれたことで自分の得意科目の伸びが大きくなり、勉強が楽しく感じるようになりました。高3になり受験が近くなると、志望校の過去問の質問や添削をしていただくために昼休みや放課後などに職員室をよく訪れました。また、授業が終わったらすぐに疑問点を解消するために教科担当の先生に質問をしに行きました。教科担任の先生のみならず授業ではかかわりのない先生方も快く受け入れてくださったため、質問などをしやすい環境が整っており、積極的に実践的な問題に挑戦できて学力が伸びたのではないかと思います。
これらの経験から、生徒同士で切磋琢磨するという点で「受験は団体戦」とはよく言いますが、実のところ生徒同士だけではなく先生方のサポートもあっての「団体戦」なんだなと感じました。このように佐久長聖高校の先生方は熱心に寄り添い合格まで導いてくださり、無事に第一志望校に合格することが出来たので佐久長聖高校に入ってよかったと心から思います。
文武両道が実現できる学校です

- 防衛医科大学校 看護学科
- Y・Yさん
(2021年度 卒業生 Ⅱ類)
私は勉強と部活動の両立をしたかったので、佐久長聖高校に入学しました。部活動は女子サッカー部に所属し、聖心館で生活していました。
部活動では、サッカーの技術はもちろんですが、人として大切な核になる部分を学ぶことができ、そしてなにより高い目標を持つ素晴らしい仲間、温かい指導者に出会うことができました。最後の大会が終わった時点で引退し受験勉強に専念することも考えましたが、まだ部活動を通して多くのこと学びたいと思い、3年12月後半の自宅研修前まで部活動に参加しました。部活動を最後までやりながら志望校に合格することができたのは、寮での生活、そして多くの仲間、先生方の支えがあったからです。
寮では平日2時間、祝日3時間の学習会があり、私は部活動で帰りが遅いため時間が短くなることも多かったのですが、毎日勉強する習慣ができました。1年生のころから毎日少しずつ勉強していたことが、受験の時に大きな力になりました。祝日でも平日とほぼ同じ時間に起床し、生活リズムを崩さず生活することができ、とても良かったです。また、寮では同じように部活も勉強も頑張る仲間が近くにいたため、勉強を教えあったり、努力している姿で見て刺激をもらったりすることができ、勉強と部活動の両立ができる素晴らしい環境でした。入試時には、多くの先生方が面接練習をしてくださり、小論文対策では毎日丁寧に添削、ご指導をしてくださりました。多くの仲間、先生方のサポートがあり志望校に合格することができました。ありがとうございました。
勉強と部活動の両立ができるかどうかは自分次第ですが、佐久長聖高校は両立ができる環境が整っています。素晴らしい仲間、先生方に出会うことができ、佐久長聖高校で高校生活を送ることができ良かったです。