順天堂大学医学部 出張授業
高校
10月28日、2024年度の順天堂大学との高大連携企画の第1弾として、順天堂大学医学部人体病理病態学講座の小倉加奈子先生と發知詩織先生にご来校いただきました。MEdit Labを主催されている両先生によるMEdit医学授業「病理医の仕事とは? 病気の診断リアル バナナの病理診断ワーク」を行っていただきました。
初めに、病理医について紹介していただきました。病理医は病理診断をする専門医で、病理診断には「見立て」が大切であることをお聞きしました。続いて、「バナオーマ」というゲームをグループごとに行いました。これは、バナナが熟す過程の連続写真が印刷されたカードを、未熟・適熟・過熟に分類し、グループ内で相談しながらその過程順に並べるものです。自分のカードを周囲に見せずに熟成状況を言葉だけで説明しなければならないため、生徒達は苦労しつつも、楽しそうに取り組んでいました。このゲームを通して、病理診断の難しさを疑似体験できたようです。
授業終了後には、生徒の個別質問にも気さくに、丁寧に対応していただき、より医学部進学に対しての気持ちを強くしたようです。
第2弾では医学部に訪問する予定です。