サミットアカデミーエレメンタリースクール佐久・佐久長聖中学・高等学校

佐久長聖ニュース

トビタテ!留学JAPAN inアメリカレポート②

アメリカカリフォルニア州にあるマーセッドカレッジで探求活動を行っている生徒より留学中盤戦の様子を伝えてもらいました。


私は、MCELIという授業に日々参加しています。MCELIは、座学と体験学習の両方によって構成される、とてもバランスの良い授業形式だと感じます。先週の金曜日にはHunter Farmsという場所へフィールドトリップに行きました。そこで感じたことは、自分が会話をする時は勿論、先生が現地の方と交流している際にも、英語のフレーズや相槌の打ち方を近くで学ぶことができ、「なるほど!」と思う事が幾度もありました。おそらく、一か月の留学を終えたとしても、日本で英語のテストを受ければ、あまり伸びはないだろうと思っています。しかし、日本の学業では役に立ちづらい、つまり英語圏で日常生活を送るスキル、それが身に付いていることがちょっとした誇りです。
また、MCELIと同時並行で、児童虐待の探究活動を進めています。教授、カレッジで出会った学生、ボランティアで来てくれる方にインタビューをしているのですが、やはり一人では滞った思考やアイディアがアップグレードして浮かんできて、ちょっとずつでも進んでいるな、と前向きな思いでいます。そして何より、誰か一人に話しかけたことが、次の授業への招待、新たな人物の紹介、といった感じで、つながりが一気に広がっていく、これがアメリカの素敵な点だと、この一週間強く感じました。残り一週間ほどの暮らしも、「行動しよう」「体験しよう」を軸に、一所懸命、満喫しようと思います。