サミットアカデミーエレメンタリースクール佐久・佐久長聖中学・高等学校

先輩からのメッセージ

合格体験記

自分を信じて合格を掴む

京都大学 文学部
人文学科
岩崎 陽さん
(2023年度 卒業生 一貫)

私は京都大学文学部に合格することができました。京都大学の入試問題は全て記述式であり、自力での採点・理解が困難だった上、私は塾に通っていなかったため、過去問の答案添削を5名の先生方にお願いしました。どの先生も快く引き受けてくださり、答案を書くコツなども詳しく教えてくださいました。特に、日本史の先生には高3の春から論述指導でお世話になった上、励ましの言葉も頻繁にかけてくださり、大きな力になりました。また、高1の頃は勉強習慣も全くついていませんでしたが、高2の春、友人たちの誘いで毎夜のオンライン勉強会に参加し、お陰で日々の学習習慣を確立することができました。そして、私が最後まで意識していたのは「自分への信頼」です。ピンチの時でも、過ぎてしまったことは仕方ないと割り切り、「私ならきっとできる」と気持ちを切り替えたからこそ、何とか合格できたのだと思います。

夢を叶えられる環境

信州大学 医学部
医学科
吉田 啓悟さん
(2023年度 卒業生 Ⅰ類)

私は医学部合格を目指して佐久長聖高校に入学し、無事合格することが出来ました。特にこの学校の強みだと思うところが2つあります。1つ目は、先生方のサポートです。授業ではわかりやすく、そして深く理解できるように教えてくださり、また、勉強のことだけではなく、自分の進路についてもたくさん相談に乗っていただき、自分の勉強のモチベーションを高めてくれました。2つ目は、全国から多くの生徒が集まっているところです。様々なバックボーンを持った友人たちと関わることで、自分自身非常に多くの知見を得られたと感じています。また、クラスには様々な分野で高い目標を持って取り組んでいる人がいて、刺激を与え合いながら成長できたと思います。

佐久長聖高校には、「努力ができる環境」が整っています。これは皆さんにとって大きな武器になると思います。皆さんが佐久長聖で夢を叶えられることを願っています。

真の文武両道を目指して

信州大学 経法学部
総合法律学科
小林 昊叶さん
(2023年度 卒業生 Ⅰ類)

私は勉強と部活動の両立をしたかったので、佐久長聖高校を選びました。部活動は女子サッカー部に所属し、2年生までは聖心館、3年生の3か月間は聖朋館で生活していました。館では平日2時間、休日3時間の学習会がありました。部活動でハードなトレーニングをした後の学習会はつらいと感じることもありましたが、多少強制的でも毎日少しずつ学習することで、自然と学習会がない時間でも勉強しようという気持ちが生まれました。また、まとまった勉強時間の確保が難しかったので、授業と授業の間の休み時間や部活動での移動時間など「隙間時間」を有効活用して学習を進めていました。このように1年生のうちから毎日学習する習慣が身に付き、平日も休日も毎日同じ時間に起きたり寝たり勉強したり、毎日の時間の使い方がルーティーンのように決まっていたので、3年生で受験勉強が本格的になってきても苦痛に感じることが少なかったと思います。

頑張りたい人が頑張れる学校

早稲田大学 文化構想学部
文化構想学科
髙橋 優芽さん
(2023年度 卒業生 Ⅰ類)

私が本格的に受験勉強を始めたのは、3年生の春でした。成績は上がらず、3年生最初の模試では第一志望の判定はE判定でした。焦りは増すばかりで、本当に自分は入試に間に合うのか不安になっていました。受験はゲームのように決まりきったルートがあるわけではなく、一人ひとり違った方法があるのではないかと、今は思います。入試当日対峙したその問題で、ギリギリでも合格点に届けばいい。それに気付いてからは、「みんながやっているから」ではなく、「自分に必要だから」という観点を大事にするようになり成績が少しずつ伸びてきました。加えて、放課後ゼミとして最大8時間目までの補講や、テスト前は各教科の先生が質問に答えてくれる「質問部屋」での学習など、そうした1年生からの積み重ねが志望校合格に繋がったのだと思います。頑張りたい人が思う存分頑張れる学校です。本当に佐久長聖で良かったと、私は思っています。

英語を好きにさせてくれました

立教大学
スポーツウエルネス学部
スポーツウエルネス学科
甘利 果衣良さん
(2023年度 卒業生 Ⅱ類)

総合型選抜を受験し、第一志望校に合格することができました。総合型選抜を受験する上で重要になってくるのが評定と英語の成績です。佐久長聖高校ではオンライン英会話の授業、留学の機会、留学生との交流、ネイティブの先生との関わりなど、英語学習の手助けになる機会がたくさんあります。私は休み時間などにネイティブの先 生と英会話をして仲良くなったり、寮生活の中で毎週夜に数名のネイティブの先生方が寮に来てくださって英会話の時間を設けていただいたりしたことがとても有意義な経験になりました。そのおかげで英語に興味関心を持ち、得意科目にすることができたので、合格へと繋がったのだと思います。留学の経験やコンクールでの受賞結果も 受験の大きな材料になりました。総合型選抜は、部活に所属していなくても自分の得意分野で自己推薦ができるので、佐久長聖高校の文武両道をしやすい環境が大きな支えになりました。

学校活動から将来の道を見つけました

学習院女子大学
国際文化交流学部
日本文化学科
大久保 ひなさん
(2023年度 卒業生 Ⅱ類)

私が日本文化学科を目指した理由は、佐久長聖高校での生徒会活動とボランティア活動にあると思います。私は女子副会長として挨拶文を考えたり、司会として人前で話したりする機会が多く、言葉選びや相手に伝える話し方を意識する良いきっかけになりました。インターアクト部でのボランティアは部員も多く、新型コロナの影響で活動には制限がありました。そのため、自ら学外のボランティア活動を探し、積極的に参加してきました。最近では能登半島地震のボランティアもさせて頂きました。この部活動と新型コロナの影響は、私に自分から行動する勇気を与えてくれました。

これら2つの経験を通して、自然と多文化共生と国際協力に興味を持ち、進路を決めることができました。大学や進路を絞る上で、佐久長聖も導入しているスタディサプリのサービスが大変役に立ったので、特にオススメします。

強い気持ちと自信を持つことの大切さ

防衛大学校
人文・社会科学 専攻
栁澤 理来さん
(2023年度 卒業生 Ⅱ類)

私はこの度、防衛大学校人文・社会科学専攻の推薦採用試験に合格しました。チアリーダー同好会と地域のダンスクラブに所属して理系II類で勉強してきました。私が推薦採用試験を受けると決めたのは7月頃でした。担任の先生が推薦してくださると聞いたときはチャンスを広げられると思い、とても嬉しかったです。試験が9月中旬だったため、準備期間が2ヶ月ほどしかなく、すぐに準備に取りかかりました。推薦採用試験は過去の合格人数や倍率から厳しいことは十分わかっていました。模試の成績もよくなかったため、周りの人たちは絶対に無理だと思っていたでしょう。ですが、私は個人面接で自衛官になりたいという強い気持ちを伝えられることができたら、可能性はあると思っていました。私はこれからも自分を信じ、厳しい生活を乗り越えて、将来国防を担う立派な幹部自衛官になれるよう頑張ります。

様々な体験が受験につながりました

上智大学 総合グローバル学部
総合グローバル学科入学
一條 裕貴さん
(2022年度 卒業生 文系Ⅰ類)

私は1年次に「トビタテ!留学JAPAN」という文科省が運営する留学支援プログラムに応募し、プレゼンや自己PRの末に合格しました。しかし、新型コロナウイルスの流行により海外への渡航ができず、留学を断念しました。渡航は出来なかったものの、日本で出来ることを精一杯やろうと、アメリカの高校生とオンライン通話をして現地の状況や留学のテーマにしていたホームレスなどの貧困層への意識アンケートを行いました。また、留学プログラムの交流会に参加して全国のトビタテ生と交流し、国際問題や世界の現状について意見交換をしました。このような経験が、受験の際に面接や自己PRの話題となり、合格を掴むことができたので、留学という本来の目的は果たせませんでしたが、挑戦してみて良かったな、頑張ったことは無駄にはならなかったなと感じています。

佐久長聖高校はスポーツで全国や世界を目指す人、勉強に励み国内外の難関大を目指す人など、目標を持って入学している人がたくさんいて、自分もみんなと一緒に頑張ろうというモチベーションにつながりました。何かに打ち込みたい人には学校の雰囲気などがとても合っているように感じます。

私は3年の秋頃に志望校の受験を決めました。他の人より対策期間も短く、また担任の先生にいきなり志望校の変更を相談したので沢山の迷惑をかけてしまったと感じていますが、そんな私にもやると決めたら面接対策や小論文対策を親身になって手伝っていただき、先生方にはとても感謝しています。私のように受験期真っ只中の時に志望校を変更することや、今まで考えもしなかった進路に出会い、魅力を感じて進路を変更することは誰しも起こりうる事だと思います。推薦や一般等、どんな受験区分でも志望校の合格をつかみ取れるように、勉強も、勉強以外のことも精一杯頑張り、3年間を無駄にしないようにすることが大事だと思います。何事も頑張っておいて損になることはありません。最初から自分で無理だと決めつけず、自らの可能性を信じてたくさんチャレンジしてみてください。あっという間の3年間。ぜひ、アンテナを高くして目一杯勉強や部活動などの活動に励み、高校生活を満喫してもらいたいと思います。

keep trying!!

慶應義塾大学
総合政策学部政策学科入学
新井 虎次郎さん
(2022年度 卒業生 Ⅱ類文系)

私は全国高校駅伝で日本一になるために、駅伝名門校である本校へ中学から入学しました。12歳の少年が親元を離れて寮生活をするというのは非常に大きな決断でした。しかし、挑戦したいという気持ちを抑えられず、佐久長聖の門を一足早く叩きました。

高校では、駅伝と学業の両立の為にⅡ類コースを選択しました。毎日ハードな生活についていくのが精一杯で1年目は怪我が相次ぎましたし、成績も不振でした。2年生になり、進路を考えていた矢先、慶應が「箱根駅伝復活プロジェクト」たるものを立ち上げているということを知りました。

所謂、箱根駅伝常連校と称される大学ではないものの、大学の監督のお話や近年の実績を調べると、決して無謀なプロジェクトではないことが分かりました。

しかし、本校駅伝部から慶應へ進学した実例がない上に、学業、競技の実績も伴っていなかった当時の私にとって、入学は検討の余地さえありませんでした。

しかしながら、一度興味を抱くと頭は慶應に進学したいという思いで一杯になり、文武両道を成し遂げようと学業も駅伝も本当に一生懸命取り組みました。すると、怪我もしなくなり、記録が伸びていくことに加えて、学業の成績もみるみる向上していきました。

私は慶應へは文武両道に励んだという長所を生かせる総合選抜型入試で受験をしました。2000字の志望理由書や担任の先生、監督の推薦書、ありとあらゆる自分の実績や努力したことを記す活動報告書や、その他諸々による一次選考。教授3人と私で30分間志望理由に基づいて奥深くまで質問される二次選考で1000人から150人まで絞られる壮絶な入試でした。しかし、私は多くの方の支えがあり、なんとか突破することが出来ました。

このように、私は自分がやりたいと思うと全力でエネルギーを注いできました。長距離走は練習継続が一番の競技力向上の術です。同じく、夢も一朝一夕に叶うものではありません。佐久長聖は努力でき、それをサポートしてくれる環境です。夢を”持つ”ことは簡単でも”持ち続ける”ことは簡単なことではありません。是非、夢を持ち続けて3年間佐久長聖で全力で打ち込んでみませんか。

信じられる自分になる

長野県看護大学
看護学部看護学科入学
小沢 菜月さん
(2022年度 卒業生 Ⅱ類理系)

私はこの度、第一志望である長野県看護大学に学校推薦型選抜Bで合格をしました。

国際看護学や地域医療など幅広い視点から思考力を養うことができるという理由から、この大学への入学を決意しました。

高校生活では、エンパワーメントプログラムやインターンシップなどに積極的に参加をすることで、普段の学校生活ではできない経験をしました。学習面では2年生の時に理系を選択しましたが、周りのレベルの高さに追いつくために徐々に学習に力を入れるようになりました。この環境だったからこそ、現状に満足するのではなく、上を目指して学習をすることにつながりました。

私は学校推薦型選抜Aでは不合格でした。その際に考えたことは、信じられる自分になることです。推薦Aでは数をこなす学習になっていたので、身についたことは少なく、信じられる自分がいませんでした。自己暗示をかけられるようになるまで、質の高い学習・対策をしていくことが重要だと思います。共通テストを課された推薦Bを受けるにあたって、時には不安要素を徹底的につぶすため先生に指導をしていただきました。他の視点から見てもらうことで学習面、精神面で悪循環に陥ることを防ぐためでもありました。共通テストを終え、志望校の最終的な判定は合格圏内ではありませんでした。私は共通テスト判定に左右されて二次試験の学習にしばらく集中できませんでした。しかし、落ちる覚悟で受けた推薦Bで合格をしました。判定を過信せず、自分を信じ二次試験に全力投球することが大切だと思います。

最後に、合格した今だから言えますが、11月の推薦Aで落ちて良かったと考えています。受かるに越したことはありませんが、どん底の経験をしているからです。這い上がるために必死で勉強をしてきたことは将来絶対に糧になると思います。常にポジティブではいられませんが、不安な時・辛い時ほど上を向いて乗り越えていってください。

精神的に大きく成長した6年間でした

昭和大学 医学部医学科入学
山浦 奈津希さん
(2022年度 卒業生 一貫理系)

私が医学部に進学したいと真剣に考えるようになったのは高校二年の春でした。当時は習い事もしていて勉強時間を確保することが難しく、習い事をやめようかと悩むこともありました。しかし高校時代にしか経験できないことも大切だと思い、悩んだ末に自分が納得できるところまでは続けようと決めました。その間は、受験が近いということを意識づけるために受験までにやることを決め、入試日から遡って立てた計画に沿って勉強を進めるようにしていました。本格的に受験勉強をする期間は短くなってしまいましたが、納得できるまで習い事を続けられたことが、勉強に集中するための原動力にもなったと思います。

受験を振り返ると、勉強面はもちろんですが精神面も大きく影響することを感じました。緊張しすぎると実力を発揮できないこともあると思います。私も不安や焦りを感じることは沢山ありましたが、入試当日はとても落ち着いた精神状態で臨むことができました。不安や焦りをなるべく払拭して入試に臨むためにやり続けたことは、自分が頑張った勉強を見える化したことです。私は各教科でこれと決めた問題集に絞ってやり込むようにしていたのですが、その問題集に正解と不正解で違った印をつけるようにしていました。問題集を見ただけで何回間違えたかが分かるので、何度も解き直している問題は苦手な分野だとすぐに分かりますし、何度も繰り返し解いたことが目に見えることで自信になったと思います。受験当日もその問題集を持っていき、心が落ち着くお守りになっていました。

今受験を終えて中高6年間を振り返ると、コロナで行えなかった行事もありましたが、長聖だったからこそ経験できたことも多く、充実した6年間を過ごすことができたと思います。6年間、ありがとうございました。

受験を乗り越えるために

信州大学 医学部医学科入学
菊池 毬衣さん
(2021年度 卒業生 Ⅰ類理系)

幼い頃からの目標だった医学科合格を叶えることができました。受験生活を振り返ってみて、これから受験に挑む皆さんに伝えたいことが2つあります。

1つ目は、勉強だけに没頭できる状態を作ることです。受験には出願書類の作成や医学科なら面接など、純粋な勉強以外にもやることがあり、意外と時間を取られてしまいます。それらをいかに効率よくこなし、勉強に時間を割けるかがかなり重要だと思います。私の場合は、担任の先生が過去同じ大学を受けた先輩たちの経験をもとに、面接で聞かれる質問集を作ってくださり、それを使って先生と面接練習をしました。面接での大事なポイントを効率よく教えてくださり、面接練習にかける時間を最小限にして勉強の時間を多く稼げました。

2つ目は、受験できる幸運に気づくことです。受験期に勉強を教えてくれた先生の中で、こんなことを言った方がいます。「今、世界に75億人の人がいる。その中で、世界でも高水準な日本に生まれ、親に不自由なく育ててもらって、自分の将来を決めるチャンスを与えられている人間なんてどれほどいるだろうか。1%もいないだろう。それを考えたら、君たちが抱える緊張やプレッシャーなんて本当に小さなものだ。プレッシャーに打ち勝って、絶対に合格を勝ち取って欲しい。」この話を聞いて、自分が今どれほど恵まれた環境にいるのか気づき、緊張なんかしてる場合ではない、せっかく与えられたチャンスなのだから、何があっても合格を掴まなければならないという気持ちになりました。おかげで受験本番では緊張に打ち勝ち、合格することができました。皆さんが本番前に緊張やプレッシャーに負けそうになった時、この言葉が力になったら嬉しいです。

大学合格に向けてアドバイス

東京大学 理科一類
石川 建さん
(2021年度 卒業生 一貫理系)

僕はこの度、第一志望の東京大学理科一類に合格することができました。自分のそれなりの努力とたくさんの方々の支援のおかげでなんとか合格できたわけですが、ここでは、後輩の皆さんに向けて、僕が大切だと思うことを「精神面」と「勉強面」に分けて話したいと思います。自分で納得したところだけ参考にしてみてください。

精神面で大切だと思うことは二つあります。まず一つ目は、志望校を目指す気持ちです。受験において、合格を絶対的な目標にする以上は気持ちをぶらしてはまずいと思います。二つ目は、諦めないことです。試験終了までには多くの人が弱気になってしまうときがあると思います。僕自身テストの結果で一喜一憂しましたし、本番では数学の問題がやけに難しかったりリスニングの音声が小さかったりと何度か心が折れそうになりましたが、後悔は終わってからだと思ってなんとかやりきりました。

次に、勉強面で一番大切だと思うことは、自分の勉強法を確立することです。このやり方なら成績上がる、合格できると自信をもてるやり方を見つけることが最優先だと思います。一つ例をあげるならば科目の分野をさらに細かく分けて、一つ一つ勉強して、その分野はもう間違えないというところまで持っていくことを繰り返していました。テストの点数で成果が見やすく自信につながりやすかったので自分にはこれらの方法があっていたのです。

みなさんが、「ぶれずに諦めない精神」と「自分の勉強法」を確立して、自信をもって試験会場に向かわれることを心より願っています。

寮生活が大きな励みになりました

京都大学 農学部
資源生物科学科
齋藤 暖さん
(2021年度 卒業生 一貫理系)

私はこの度、京都大学農学部資源生物科学科に合格しました。支えてくださった方々、本当にありがとうございました。

私は「農業によって、飢餓の撲滅をしたい」と考えて、アフリカでのフィールドワークが盛んな京都大学を志望しました。併願はしませんでしたが、一般入試の前に行われる特色入試を利用して京都大学農学部資源生物科学科を受験しました。十月はかなりの時間を対策に費やし、先生方にも大いに協力してもらいました。結果は不合格でしたが、本気で取り組んだ分、学んだことも多かったです。

私は数学の成績が安定せず、その影響で八月の京大実戦模試ではB判定だったものの、十一月はD判定でした。このことへの不安から、十一月末までは三分の一程度の時間を数学に割いていました。特に数学Ⅲに注力し、それ以外の範囲は過去問演習の際に必要を感じたら、復習を行う程度でした。十二月は共通テストの予想問題の演習・復習を行い、二次試験の対策はできませんでした。私は十一月末までに京大の過去問を五年分演習していましたが、もっとやっておくべきだったと悔いています。

英語については、単語帳はあまり使わず、日々の授業で現れる語彙を身に付ける事を大切にしていました。普通の方法ですが、最終的には二次試験において得点源となりました。佐久長聖に伸ばしてもらったと感謝しています。

最後に、館生活について書いておきます。館の学習室には必ず誰かいました。私は意志薄弱な人間でしたが、そのような頑張れる環境が身近にあったからこそ、勉強を継続できました。私の合格は館生活に依るところが大きいです。
私はこのようにして、自分なりの「教科ごとの学習法」を確立し、「学習できる環境」を身近に作ることによって合格に近づいていくことができたと思います。

友人と先生に支えられました

北海道大学 医学部 医学科
中野 駿亮さん
(2021年度 卒業生 一貫理系)

受験生としての生活を振り返って、一番良かったことは館での生活です。私は外へ運動をしに行くことが大好きで、朝早く起きることが苦手で、夜はすぐに眠たくなってしまう、あまり受験向きではない人でした。高3の途中で医学部を目指そうと思ったものの、運動したり寝たりしてばかりで、なかなか勉強が手につかない日も多くありました。そんな自分を勉強に向かわせて合格までもっていってくれたのは、間違いなく周りで頑張っている友達の存在だったと思います。日中は学校で、朝と夜は館で、それぞれの目標をもった友達が頑張っている姿を目にして自然とやる気が出てきました。また、館で生活していたおかげで登下校や勉強の合間に友達と話せたので、いつも明るい気分で過ごすことができました。

自分が本格的に受験勉強を始めたのは高3の夏休みで、その時はこのままで志望校に受かるのかが不安でしたが、そういった悩みも友達と共有できたので、安定した精神状態でいられたと思います。万全の準備をして迎えた共通テスト本番では数学で低めの点数を取ってしまいましたが、そのほかの教科でカバーすることができ、志望校判定でもいい結果がでて自信につながりました。そして2次試験でも実力を発揮して合格することができました。

最後になりますが、普段の授業はもちろん、進路相談や面接対策までも丁寧に行ってくださり、前向きなご助言をくださった長聖の先生方には感謝しかありません。本当にありがとうございました。

寮での生活や海外研修で成長できました

大阪大学 工学部
応用自然科学科
森 菜奈子さん
(2021年度 卒業生 Ⅰ類理系)

私は大阪から佐久長聖高校のI類に入学しました。高校生活3年間を振り返ると3つの大きな柱があったと思います。

1つ目は寮生活です。規則正しい生活の中で、身の回りのことを自分でしたり、時間を有効に使えるようになりました。また、他学年や他クラスの生徒と生活をともにする中で協調性を身につけ、楽しく生活することができたと思います。2つ目は吹奏楽部での活動です。勉強との両立に悩むこともありましたが、顧問の先生方や仲間といい音楽を作る中で辛い時も助けられ、人間としても成長することができました。3つ目は海外交流に参加したことです。高校1年次に外務省後援のJENESYS2019プログラム「21世紀東アジア青少年交流計画」のメンバーに選ばれ、タイに2週間滞在しました。期間中は現地でのホームステイ、現地日本企業や日本大使館への訪問などを行い、その成果をプレゼンテーションしました。また、自身の語学力のなさも痛感し、高校2年次には英検準1級を取得する原動力になりました。

最後に今、高校生活を終えて思うことは、受験期にお互い高め合った友人の存在です。そのクラスメイトがいたからこそ、全てを心残りなく受験勉強に切り替えることができたと思います。本当にありがとうございました。

目標を持って高校生活に取り組めます

北海道大学 医学部
保健学科放射線技術科学専攻
北川 正隆さん
(2021年度 卒業生 Ⅰ類理系)

佐久長聖高校を選んで正解だったと思います。私は、この学校で全国から集まったクラスメイトと共に最高の高校生活を送ることができました。

私は高校入学当初、医療だけではなく、データサイエンスや応用化学にも興味があり、私自身が学びたいことは何なのか分かりませんでした。しかし、先生方が本当に学びたいと思える学問を見つけるための機会を多く設けて下さったおかげで、様々な分野の学問を比較し、「何に興味があり、何を学びたいのか。」ということを1年生のうちから深く考えることができ、私自身が本当に学びたいと思える学問に出会うことができました。「〇〇について学びたい」、「〇〇に興味が湧いてきた」という感覚は、学習に励んでいくうえで非常に重要だと私は思います。実際、受験勉強を本格的に始めてからは、やる気が起きないときでも、学びたいと思った学問について考えることでモチベーションを保ち、継続的に学習に取り組むことができました。

入試に臨むにあたり、志望校への入学のチャンスを増やしたいという思いから、総合型選抜に挑戦しました。私が受験した大学の総合型選抜は、生徒だけでなく、先生方に準備をしていただく書類の負担も大きかったのですが、佐久長聖の先生方は嫌な顔一つせずに協力して下さいました。また、面接試験の対策の時には、担任の先生だけでなく、教科担当でない先生方までもが親身になって練習に協力して下さったので、試験本番でも私自身の力を遺憾なく発揮することができました。

佐久長聖は、「目標を見つけたい」、「夢に向かって頑張りたい」と思っている生徒を手厚くサポートしてくれます。皆さんも、この学校で目標に向かって全力で努力できる、充実した高校生活を送りませんか。

部活動との両立で夢を叶える

秋田大学 医学部 医学科
肥後 琉之介さん
(2021年度 卒業生 Ⅰ類理系)

私が医学部を本格的に志望するきっかけとなったのは、2年生の時に参加した医師体験プログラムがきっかけでした。しかし志望を固めたものの、高校3年間陸上部に所属しており、部活では全国大会で入賞したいという思いがあったので部活と勉強を両立させることに苦労しました。

部活をしていたころは中々まとまった勉強時間を確保することができませんでしたが、私は寮に入っていたこともあり1日1時間の学習会が1年生の時からあり毎日継続して学習することができる環境があったことは合格するうえでも非常に大きかったと思います。私が勉強をするうえで心がけたことは「効率のよい勉強」です。暗記科目を寝る前に行う、あるいは自分の苦手な科目から学習を始めるように工夫して、不足している勉強量を少しでも補うようにしました。8月に部活を引退してからは勉強漬けの毎日でした。しかし模試は毎回E判定で最後の模試でやっとⅮ判定が出るくらいの成績でした。しかし周りの仲間と励ましあいながら諦めず受験することができました。部活だけでなく勉強でも一緒に頑張れる仲間の存在は非常に大きかったです。

面接練習も担任の先生が何度も練習してくださり当日は自信をもって試験に臨むことができました。合格が決まった際は多くの方に「おめでとう」と声をかけていただき、改めて多くの人の応援と支えがあったのだと実感し本当に感謝しています。

佐久長聖高校は部活と勉強を両立する生徒が多くいると思いますが「両方やっているからできない」ではなく「両方やっているからできる」という気持ちで部活も勉強も取り組むと自分の自信につながると思います。

受験に向けて万全の態勢が整っています

早稲田大学 教育学部
国語国文学科
岩下 秋葉さん
(2021年度 卒業生 Ⅰ類文系)

私が本格的に受験勉強を始めたのは高2の秋でした。高1の時点で受験はあまり意識しておらず勉強に本腰を入れることができませんでしたが、高2に進級すると文系コースと理系コースに分かれたことで自分の得意科目の伸びが大きくなり、勉強が楽しく感じるようになりました。高3になり受験が近くなると、志望校の過去問の質問や添削をしていただくために昼休みや放課後などに職員室をよく訪れました。また、授業が終わったらすぐに疑問点を解消するために教科担当の先生に質問をしに行きました。教科担任の先生のみならず授業ではかかわりのない先生方も快く受け入れてくださったため、質問などをしやすい環境が整っており、積極的に実践的な問題に挑戦できて学力が伸びたのではないかと思います。

これらの経験から、生徒同士で切磋琢磨するという点で「受験は団体戦」とはよく言いますが、実のところ生徒同士だけではなく先生方のサポートもあっての「団体戦」なんだなと感じました。このように佐久長聖高校の先生方は熱心に寄り添い合格まで導いてくださり、無事に第一志望校に合格することが出来たので佐久長聖高校に入ってよかったと心から思います。

文武両道が実現できる学校です

防衛医科大学校 看護学科
山口 ゆめさん
(2021年度 卒業生 理系Ⅱ類)

私は勉強と部活動の両立をしたかったので、佐久長聖高校に入学しました。部活動は女子サッカー部に所属し、聖心館で生活していました。

部活動では、サッカーの技術はもちろんですが、人として大切な核になる部分を学ぶことができ、そしてなにより高い目標を持つ素晴らしい仲間、温かい指導者に出会うことができました。最後の大会が終わった時点で引退し受験勉強に専念することも考えましたが、まだ部活動を通して多くのこと学びたいと思い、3年12月後半の自宅研修前まで部活動に参加しました。部活動を最後までやりながら志望校に合格することができたのは、寮での生活、そして多くの仲間、先生方の支えがあったからです。

寮では平日2時間、祝日3時間の学習会があり、私は部活動で帰りが遅いため時間が短くなることも多かったのですが、毎日勉強する習慣ができました。1年生のころから毎日少しずつ勉強していたことが、受験の時に大きな力になりました。祝日でも平日とほぼ同じ時間に起床し、生活リズムを崩さず生活することができ、とても良かったです。また、寮では同じように部活も勉強も頑張る仲間が近くにいたため、勉強を教えあったり、努力している姿で見て刺激をもらったりすることができ、勉強と部活動の両立ができる素晴らしい環境でした。入試時には、多くの先生方が面接練習をしてくださり、小論文対策では毎日丁寧に添削、ご指導をしてくださりました。多くの仲間、先生方のサポートがあり志望校に合格することができました。ありがとうございました。

勉強と部活動の両立ができるかどうかは自分次第ですが、佐久長聖高校は両立ができる環境が整っています。素晴らしい仲間、先生方に出会うことができ、佐久長聖高校で高校生活を送ることができ良かったです。

最高の環境

滋賀医科大学 医学部医学科入学
N・Aさん
(2020年度 卒業生 Ⅰ類理系)

今振り返ってみると、医学部合格のためには佐久長聖高校は最高の環境であったと感じます。

まず医学部合格のために僕が一番大事だと思うことをお伝えします。それはずばり“勉強の習慣化”です。医学部はじめとする難関大学合格にはかなりの量勉強しなくてはなりません。ぼくもはじめはなかなか勉強習慣が付かず、長時間勉強することはとても大変でした。それでも昼ご飯を早めに食べて、きれいに整備されている学校の自習室へ行き勉強しました。また先生方が朝一に簡単な問題を用意してくださったおかげで朝から勉強する習慣がつき、徐々に勉強が苦にならなくなってきました。受験直前になると歯磨きを毎日当たり前にするのと同じくらい無意識のうちに勉強していました。この状態になるまでには佐久長聖高校の環境が不可欠でした。

勉強以外のことに関しても、僕は科学部に在籍しており文化祭でおもしろい実験をして観客の人を楽しませたり、放課後には留学生の人たちと英語で交流しながら、様々な体験をしてきました。とくに教室には様々な課外活動のチラシが貼ってあるのでそこから応募して、英語通訳ボランティアや県議会議員さんとの意見交換会に参加したり本当に数多くの経験をこの佐久長聖高校を通じて得られて本当に良かったです。これから佐久長聖に来る方もそして在校生の方も悔いが無いようにこの高校で学生生活を楽しんでください!

最後まで諦めず、納得の行く行動を

金沢大学 総合教育部(文系)
小林 杏奈さん
(2020年度 卒業生 文系Ⅰ類)

私は高校1年生のころから、ある大学に強い憧れを持っており、その大学の二次試験のための勉強も2年生の終わりごろから少しずつ先生に見ていただいていました。しかし、共通テストは目標としていた点に届かず、第1志望に挑戦するにはリスクが大きい結果となりました。自分の努力と実力不足を感じ、自己採点の結果が返ってきてからの2日間は泣きながら家に帰っていました。

しかし、先生方や親、友達など色々な人に相談に乗ってもらう中で、得意な英語の配点が高い金沢大学に志望校を変える決断をしました。それから二次試験本番までのおよそ1か月、英作文と今まで全く練習してこなかった総合問題の添削を先生方にお願いして、何度も練習を繰り返しました。急な変更だったのにもかかわらず、最後まで寄り添って指導してくださった先生方のサポートがなければ、不安なまま受験をしていたと思います。迎えた本番の総合問題では、先生に出していただいた問題と似たテーマが出たため、自信を持って解き終えることができました。

佐久長聖高校には、このように個別で勉強を見てくださるなど丁寧で信頼できる先生方がいらっしゃいます。私自身たくさん相談に乗っていただき、本当に様々な面で支えていただきました。また、放課後ゼミやサマーセミナーなどの補講には積極的に参加するようにしていました。塾に通っていなかったので、放課後は友達と勉強したり、自習室に行ったりと「もらえるものはもらっておこう」精神で学校を利用していました。頑張る友達の姿はとても心強く、私も頑張らなきゃと勇気づけられていました。家族や友達、先生方など応援してくれる人たちにいい報告をしたいという気持ちが大きかったことが最後まで頑張れた理由かなと思います。

受験を通して、上手くいかないことも納得のいくようにどう行動するかが大事だと感じました。順調な受験生活ではなかったですが、悔いはありません。佐久長聖で送ることができた高校生活は私の中で大事な宝物です。

英語で視野が広がりました

金沢大学 医薬保健学域 保健学類
掛川 蒼太さん
(2020年度 卒業生 理系Ⅰ類)

私は佐久長聖高校に入学してとてもよかったと思っています。高校生活で特に思い出に残っていることはカナダ研修です。私がカナダ研修に参加しようと思ったきっかけは英語プライベートレッスンでした。プライベートレッスンは、放課後にフィリピンから来た大学生と英会話を楽しむというものでした。最初は友達に誘われて参加したプライベートレッスンでしたが、英会話を通して英語の楽しさを知り、また、それを実践したいと思うようになりカナダ研修に参加しました。カナダ研修では、初めてのホームステイということで不安もありましたが、それ以上に、海外の文化に触れ、英会話の実践をすることで、自分自身のグローバルな視野を広げることができました。佐久長聖高校には、自主的に英語を学習する機会が多くあります。海外に興味がある人、語学研修や留学を考えている人は、ぜひ参加するべきだと思います。

学習に関して、私は朝の時間を大切にしていました。私はもともと夜が苦手で受験期も夜は2時間程度しか勉強しませんでした。その代わりに、朝早く起きて勉強し、学校についてからも朝の時間を利用して学習をしていました。このように自分に合った学習スタイルを見つけることで、効率的に勉強を続けることができました。

受験に関して、私たちの年度から大学センター試験が共通テストという形で形式が変わりました。記述試験問題の導入など、見通しが立たないことが多く、受験に対する不安が多くありました。そんな中でも、先生方が私たちに合った問題集を用意し、様々な資料を参考に問題の傾向などを予測して、それに沿った対策をしてくれました。また、私は併願の私立大学がなかなか合格できない状況で、国立の前期試験に臨まなければなりませんでした。不安を抱えたまま勉強を続けることはとても大変でしたが、前期試験の直前まで先生方がマンツーマンで指導してくださったおかげで、自信を持って受験することができました。

高校生活3年間を佐久長聖高校で過ごしたことで、様々な経験をすることができました。3年間指導してくださった先生方、また、共に過ごした仲間に感謝したいと思います。

入試対策でも最高の環境が整っています

慶應義塾大学
総合政策学部 総合政策学科
丸山 光さん
(2020年度 卒業生 文系Ⅱ類)

私が大学入試において第一志望の大学に無事に進学できたのは佐久長聖高等学校での環境によるところが大きいと思っています。2021年度の大学入試は大きな動きがありました。大学入試センター試験から大学入学共通テストへの転換、それに伴う試験内容の大幅な変更、英語外部検定利用の見送り、新型コロナウイルス感染症による学習機会の減少、首都圏の私立大学の定員厳格化など、様々な不安要素が存在しました。色々と障害のあるこの環境をどのように味方につけるのかが今年度の大学入試を成功させる鍵でした。

私は当初、学校推薦での大学進学を考えていました。しかし、当時の担任の先生から一般選抜で勝負をした方が学校推薦での進学先より、より希望する大学に進学できるとアドバイスをもらいました。幸い、佐久長聖高等学校では第3学年から自身の入試科目に特化した科目の授業を受講することができ、私にとってこの環境は自分の力を伸ばすのに最適でした。感染症への対応も早く、昨年3月の休校期間中には双方向オンライン授業がすでに実施されていました。さらに、大学入学共通テストの直前の期間を3年生は自由登校とし、長い休校期間に奪われた勉強時間の確保や、新しい大学入学共通テストの集中的な対策など様々な対応をしてくれました。また、学生生活では、何か悩みがある場合はスクールカウンセラーだけではなく先生たちにも相談ができます。このように佐久長聖では普段の環境はもちろん、何か問題があった際にも最適な環境の用意ができます。

最後に、もちろん学校はさまざまな面で良い環境を用意し、良い結果へと導いてくれるでしょう。しかし、最終的に良い結果になるかどうかを決定するのは自分次第です。ですから、最大限に学校を活用し、自分にとって後悔のないような選択をしてください。人生で一度きりの3年間の高校生活、この貴重な環境を利用して後悔の無いように過ごしてください。

クラブとの両立で夢を叶える

信州大学 農学部 農学生命科学科
深山 颯汰さん
(2020年度 卒業生 理系Ⅱ類)

私は3年間強化指定の吹奏楽部に所属しており、自宅も学校からやや離れた場所であることもあって、一日における学習時間の確保が大変な生活を送ってきました。入学して間もないころは変化した生活スタイルに追いつくことがやっとで、成績も好ましいものではありませんでした。しかし、私と同じような生活をしている部内の仲間が厳しい環境に食らいついていく姿勢に刺激を受け、忙しい生活の中に活用できる時間を見出すことで少しずつではありますが成績を伸ばすことができました。

また、学業においても抜かりなく指導をしてクラブ顧問の先生や、進路を探す際に早い段階から推薦入試を視野に入れた提案をしてくださった先生方の力添えもあり、部活動引退後も目標を見失うことなく学習に力を注ぐことができました。

推薦入試への出願後は、小論文・面接の対策で、今まで授業でお世話になったことのない先生方も快く練習に力を注いでくださり、一人で戦っているのではないという安心感、心強さを感じることができました。入試当日は、練習で場数をこなしていたこともあり、程よい緊張感の中で、スムーズな自己表現をすることができ、合格することができました。

一連の経験を通して、私は刺激しあえる仲間、最後まで情熱を注いでくださる先生方の存在の大きさを大変強く感じました。今後の大学生活でも、多くの人と触れ合い、これまで以上に人間としてのレベルアップを図っていこうと考えています。たとえ、今は明確な結果が出ていなかったとしても、重ねた努力はいつか必ず誰かの目に留まり、絶対に報われるということを忘れないでほしいと思います。