サミットアカデミーエレメンタリースクール佐久・佐久長聖中学・高等学校

佐久長聖ニュース

中学で「聖華祭」が開催されました。

 9月21日・22日の両日、中学の文化祭「聖華祭」が開催され、生徒たちは音楽・美術・学問など、さまざまな文化活動の成果を発表しました。

 玄関ホールでは、『みち』をテーマにした各クラスの「美術共同制作」が、その発想力と完成度を競い合いながら来校者を迎えました。「佐久長聖クエストカップ」では、4~5人ずつチームを組み企業のインターン活動をしてきた中学3年生が、企業から与えられたミッションに対して、意見を出し合いながら練り上げた独創的な提案・企画を堂々とプレゼンテーションしました。「音楽祭」では1年生の清々しいさわやかなコーラス、力強さが加わった2年生、そして3年生の迫力あるメリハリの効いた歌声、各クラスと学年の個性が響き渡る聴き応え満点の音楽祭でした。私たちのこれまでの活動報告のタイトルでクラスごとにまとめた「1年生のクラス展示発表」は、同じことを経験しながらも、クラスごとにまとめ方やとらえ方が異なり、各クラスで大切にし、てきたことが分かる発表でした。『舌切り雀』をモチーフにした「2年生の創作演劇」は、役になりきって演じようとした生徒たちの様子から、脚本を懸命に書き上げた生徒、裏方で支えた生徒たち、そして、彼らをまとめようとした監督が一つになって、クラスの作品を作り上げようとした努力と苦労を感じさせました。一方で、今年の聖華祭テーマ『GALAXY』に繋がる内容を創作した「3年生の演劇」は、昨年の経験を踏まえ、見る側の視点に立ちながら、与えられた30分の時間をしっかりと使い切ったレベルの高い発表でした。

 生徒たちはこの2日間のために、朝早く来たり、給食をできるだけ早く食べたりしながら練習や準備の時間を作ってきました。たくさんの汗と涙も流してきました。そして、その分だけたくさんの達成感や感動を得ることができ、大きな成長を遂げることができました。これが佐久長聖中学校の伝統です。3年生の輝きを目にした後輩たちが、来年の聖華祭で今年の3年生以上の輝きを目指してくれることでしょう。