世界に羽ばたく力を養う
グローバル教育とは、英語を話せるようになることだけが目的ではありません。大切なのは異文化コミュニケーション力。佐久長聖では、授業だけでなく、実際に英語に触れたり使ったりする機会を多く取りながら、海外研修など現地で異文化に触れる学びも大切に、世界に羽ばたくための人間教育に取り組んでいます。
グローバル教育とは、英語を話せるようになることだけが目的ではありません。大切なのは異文化コミュニケーション力。佐久長聖では、授業だけでなく、実際に英語に触れたり使ったりする機会を多く取りながら、海外研修など現地で異文化に触れる学びも大切に、世界に羽ばたくための人間教育に取り組んでいます。
グローバルコンピテンスプログラム(GCP)とは、OECD(経済協力開発機構)が提唱するキー・コンピテンスの概念に則り開発されたグローバルリーダー育成プログラムです。中学1年生~高校2年生が対象です。
※VUCAは変動性(Volatility)、不確実性(Uncertainty)、複雑性(Complexity)、曖昧性(Ambiguity)の英語の頭文字を連結した言葉です。
6つの領域の能力は、若者がグローバルな世界で活躍し、成功するための揺るぎない強固な基盤となります。グローバルマインドを醸成し、実際にグローバルアクションを起こすうえで必要とされる基礎力を培います。

様々な場面において、また多様な相手に対しての効果的なコミュニケーション能力の習得と文化の違いが及ぼすコミュニケーションへの影響に対する理解の向上を目指していきます。
言語の習得に効果的な多言語での学習能力を身につけ、グローバル社会でのコミュニケーション手段としての英語の役割と英語が自己の目標達成を助けるものであるという理解を深めていきます。
自己認識、モチベーション、適応力、共感、自己管理、人との交流などのEQ能力の習得を目指しています。
クリティカル・シンキング(批判的思考力)を使って地域社会やグローバル社会での間題について議論することにより、異なる思考方式を学び、応用します。
不慣れな環境で生きる能力の習得。自分自身の文化的価値観での理解を超える異文化の価値観や信念が存在することを理解し、異文化の人々への理解と配慮ができる感性を身につけていきます。
リーダーシップ、プロジェクト開発能力、チーム・ビルディング能力の習得、さらにボランティアや募金活動、イベント運営などを通して地域社会とグローバル社会との関わりを持てるようにしていきます。
答えのない問いをグループでのアクティビティを通して考える、生徒主体の学習スタイルです。
授業はすべて英語で行われ、コミュニケーション手段としての英語の役割を認識します。
指導経験豊富なGCP専任講師と教員によるチームティーチングで授業を展開します。
生徒の習熟度に応じた6つのレベルのプログラムで、段階的に学ぶレベルを上げていきます。
ICT機器を活用した教育支援システムを用いて、予習、復習から課題まで、自主学習をサポート。
英語を“聞く・話す”という技能を高めるため、オンライン英会話を導入し、中学生全員が毎週1時間、マンツーマンの英会話レッスンを楽しんでいます。授業の進度や生徒一人ひとりの英会話レベルに合わせた授業を受けることができます。
中学・高校それぞれにいる外国人講師は、英語の授業で生徒が生きた英語に触れられるようにサポートすることはもちろん、休憩時間や放課後も積極的に生徒と関わるようにしています。
グローバル教育と体験学習の高次元での融合と位置づけているのが、中学2年時に行われる「カナダ語学研修」です。カナダ西部に位置するブリティッシュ・コロンビア州の州都ビクトリア市とバンクーバー市に約10日間にわたって滞在。2人1組での8日間のホームステイ、現地教師による英語指導、現地学校との交流会などを通して、英語力にさらに磨きをかけ異文化理解を深めます。カナダ語学研修や日頃の学習を通して学んだことを、英語を使って伝えられるようになることも目標です。




高校では希望者を対象に、さらに高いレベルでの語学研修を実施しています。アメリカ・北カリフォルニアを舞台とするグローバル・エリート・プログラム、オーストラリア研修、カナダ研修の3つのプログラムから選択することができます。
2017年度、アメリカ・カリフォルニア州立マーセッドカレッジと、さらに2019年度には、カリフォルニア州立ミラコスタカレッジと国際交流パートナーシップ協定を締結しました。佐久長聖高校卒業後のアメリカへの留学がより身近な選択肢となりました。2年制の両カレッジを経てアメリカの4年制大学の3年次に編入するという流れになります。今後もさらに、海外の高校・大学との連携・交流を深め、海外大学への進学をサポートし、世界で活躍できる人材の基盤作りを推進して行きます。
順天堂大学と提携し、施設の相互使用や推薦入試における本校枠の設定、教育実習や順天堂大学の先生による出前講義など様々な交流を計画しています。さらに、国内の他の大学との提携も積極的に進めています。