1年生が藍染め・和紙作り・乗馬の体験学習を行いました。
中学校
9月5日、中学1年生がクラスごとの体験学習で、藍染め、和紙作り、乗馬の体験を行いました。体験学習は本校の特長の一つ。様々な体験を通して、豊かな人間性や創造的個性を育み、自分の未来を思い描けるようにすることなどを目指しています。コロナの状況があり、1学期は十分な活動ができませんでしたが、感染予防対策をとり、体験する種目を絞って活動を開始しました。
学校内では1組が、地元の岩村田で呉服店を営む岩崎泰治さんを講師に迎え、藍染め体験をしました。本校が位置する佐久市岩村田は、江戸時代には中山道の岩村田宿として栄えました。当時は消毒やマムシ除けの効用があるとされた藍染めが多くの旅人に重宝され、岩村田宿でも藍染めを扱う紺屋が何軒もあったそうです。岩崎さんは、そんな地域の伝統を守り普及する活動を続けていらっしゃいます。
藍染めの歴史とやり方のお話を伺ってから、早速藍染めに挑戦しました。まず最初に、できあがる模様を想像しながら輪ゴムや割り箸、ビー玉などを使って部分的に布を絞り、次に、容器に入れられた藍汁に布を浸け、外に出して空気に触れさせて、という作業を繰り返します。十分に染まったら流水ですすぎ、アイロンをかければ完成です。自分だけのオリジナルのハンカチができあがりました。
2組は長和町の立岩和紙の里で和紙作りに挑みました。