マウントダグラスとの交流会を行いました! カナダ語学研修⑦
研修も終盤になり、今日はメインイベントの「マウントダグラス校との交流会」が行われました。マウントダグラス校は本校がカナダを訪問した際に毎回交流させていただいているセカンダリースクール(日本の中学3年生から高校3年生にあたる生徒が学ぶ中等学校)です。
いつもより少し早く登校した生徒たちは、バスでマウントダグラス校に向かいました。最初にカナダの生徒たちに案内されて校舎の見学をしました。見学できたのは約1,100人が学ぶ広大な校舎のごく一部だけでしたが、数学や化学、社会、音楽など、実際に授業をしているいくつかの教室を見させていただきました。授業内容までは分からなくても、授業中の生徒や先生はどんな感じなのか、教室の様子はどうなのかなど、カナダの学校の雰囲気を知ることができました。
その後、歓迎セレモニーが行われました。本校の生徒を代表して小林秀織さんが、”We have been looking forward to meeting you at Mount Douglas School, and now we are really excited to be here. There are no borders to sharing every moment together wherever we are. So this friendship excursion will help broaden our horizons in order to make us better global citizens of the world.”と堂々と挨拶しました。続いて、マウントダグラスのブラスバンドが「君が代」や日本のアニメのメドレーを披露してくれました。日本から来た我々をもてなすための選曲に感動するとともに、本校の生徒たちもスイッチが入ったようで、カナダ国歌の斉唱と『Teo Torriatte』・『群青』の合唱は、今までで一番気持ちが入った歌になりました。長野県歌「信濃の国」に振りをつけたダンスや剣玉の発表もしましたが、カナダの生徒たちが大きな声援と拍手で盛り上げてくれる中、長聖の生徒たちのパフォーマンスもそれに応えようと今までで一番よいできでした。相手の良さを引き出そうと大きな声援を送る、こういう文化も真似て欲しいなあと思いました。
午後は、グループごとに教室に入り、マウントダグラスの生徒たちと一緒に授業をしました。クッキーを作るクラス、新聞紙で立体的な橋をつくるクラス、互いのスケッチをし合うクラス、身体を動かしながらコミュニケーションを深めるクラス、どの授業も双方の生徒たちが楽しそうに活動しているのが印象的でした。
生徒たちにとって学ぶことの多い、素晴らしい交流会でした。