マウントダグラス校との交流会! カナダ語学研修⑧
今日はこの研修中のメインイベントともいえる「マウントダグラス校との交流会」が行われました。マウントダグラス校は、カナダ研修で毎年交流をさせていただいているセカンダリースクール(日本の中学3年生から高校3年生が学ぶ学校)です。
最初に、マウントダグラス校の生徒に案内してもらいながら校舎の見学をしました。数学、理科、社会、情報(プログラミング)、工学、演劇などの授業を見学させて頂き、実際に問題を解くなどの体験もさせて頂きました。
その後、アリーナで歓迎セレモニーが行われました。ブラスバンドによる「君が代」の演奏や迫力あるダンス、共鳴し合う美しいコーラスの発表で私たちを暖かく迎えてくださいました。本校からは、生徒を代表し中澤結月さんが、”Our theme of this excursion is Let’s reach higher! Communicating in only English is hard for us, but we’ve been trying our best for our continued growth. I’d like everyone here to share this wonderful moment together.” と挨拶をしました。
続いて、全員で「O Canada」、「大地讃頌」、「あなたへ」を心を込めて歌いました。歌い出した時の観客席を埋めたカナダの生徒の反応が、今まで歌ってきた中でも1番良い合唱だったことを物語っていました。全員の声がきれいに揃った合唱に盛大な拍手をいただききました。特技発表では、「能」と「空手」を発表し、迫力のある演舞をカナダの生徒は真剣に見入っていました。
午後は、各グループに分かれ、カナダの生徒と一緒に、クッキー作り、新聞紙アート、パフォーマンス練習、美術、プログラミング演習を体験しました。パフォーマンス練習では、最初は恥ずかしがっていたものの、最後はカナダの生徒に感化され、自分を自由に表現していました。クッキー作りの授業のクラスには、日本から留学中の中学2年生が在籍しており、物怖じすることなくカナダの生徒と会話をしている姿に、生徒たちは刺激を受けていました。
訪問の最後に安藤有希さんが、”I’m filled with delight because I joined your classes and shared a great time together. Most importantly, I was able to communicate with you in English. Today, I found that if I have a little courage and move forward, I can gain a precious experience. Again, I want to tell you our appreciation for sharing your time with us and welcoming us.” と感謝の言葉を述べて交流を終えました。
最大の山場でもあるマウントダグラス校への訪問が大きな成果を収めて無事終わり、生徒たちは一様にほっとした表情を見せながら、大きな仕事をやり終えた達成感を味わっていました。ホームステイも残り2日となり、中には、もう少しカナダにいたいという生徒の声も聞こえてきます。明日は、いよいよ修了式、カナダ研修を通して得たことを生徒たちがどのように語ってくれるか楽しみです。