人権講話を開催しました
高校
9月26日、「障害と向き合って~突然、障害者となった私~」のタイトルで、2018アジアパラ競技大会水泳競技に出場し金メダルを含む7つのメダルを獲得された久保大樹さんをお迎えし、人権講話を開催しました。
講話の最初に障害をもった人の印象を聞かれた生徒からは、「大変そう」「不自由があるから人一倍頑張っている」などの回答が出ました。そして「自分が主人公を育てるような気持ちで聞いてほしい」と話し始め、生徒たちは熱心に聞き入っていました。「もしも自分がある日突然、首から下、左腕以外が動かない状況になったときのことを想像してみてください」の問いかけには「なにもかもどうでもよくなりそう」と生徒たちは答え、久保さんから「びっくりした気持ちが強かった。自分で食事や排泄、座ることができないことが非常に辛かった」と聞き、うなずく姿が見られました。
講話のあと、生徒からは「自分の限界に挑戦する姿はかっこいい!『言葉のチカラ』がすごいと気づかされた」「頑張るのと頑張りすぎるのは違う。ひとつひとつ階段を登るように頑張り続けるのが大切と聞いて、勉強もテスト前に焦り過ぎてうまくいっていない自分に重なった。日々の積み重ねを大切に頑張りたい」「夢を持つことが思っていたより大事だと思った」「障害をもつ人のイメージが変わった」などと感想がありました。将来医療系に進学を希望する生徒からは「医師より理学療法士との交流が多いと聞いて印象が大きく変わった」との感想もありました。