海外留学レポート2024
昨年度から今年夏休みまでに公的留学支援(トビタテ!留学JAPAN、 信州つばさプロジェクト)に参加した生徒が、中学高校に分かれて留学体験の報告会を行いました。
トビタテ!の申請対象(新高校1年生)となる中学3生に対して、佐久長聖中学校の卒業生で今年度トビタテ!9期生に採用された1年生2名が後輩に向けてプレゼンをしました。カンボジアでの医療ボランティアやドイツの保護犬の取り組みを紹介し、現地での探究活動に加えて、文科省で行われた事前活動や挑戦したきっかけなどを自分の言葉で話をしてくれました。
高校では、3名の生徒が、留学に興味関心がある1、2年生を対象にプレゼンをしました。アメリカにバスケ留学した生徒は、バスケのプレースタイルの違いなどを写真や動画を使ってわかりやすく説明してくれました。オーストラリアメルボルンで安楽死について探究活動をした生徒からは、語学学校での様子や実際に病院や施設にアポイントを取った時の苦労話などを教えてもらいました。そして、マレーシアクアラルンプールでインターン活動を行った生徒は、各種企業での活動やマレーシアの文化について、興味深く紹介をしてくれました。
プレゼンを聞いた生徒からの感想を紹介します。
◆先輩が「トビタテ!留学Japan」の話をしてくださって、前よりももっと行きたくなりました。先輩方が 言っていた、「過去をふり返ってみる」とか「将来の事について考えてみる」とか 「自分と向き合ってみる」とかをちゃんとやってテーマを決められたらいいなと思いましたし、決めたいです。そして、これからのことを私なりに考えて行動したいです。
◆英語力以上に「伝えたい」という気持ちが大切で、コミュニケーションができたり、その場に合わせた生活など、積極性が大切だとわかって留学に行ってみたくなった。
◆大変なこともあったと思うけど、留学ってとても楽しそうだなって思った。
◆日本と似ているところもあれば、まったく違うところもあって、人間性も違うんだなと感じました。
現在も4名の生徒が世界各国に渡航中です。3学期もこのような活動を行います。1人でも多くの生徒が世界に視野を広めてもらえればと思います。HPでも随時紹介します。