東京学芸大学准教授 小林晋平先生 講演会
高校
9月4日、東京学芸大学より小林晋平先生をお招きして講演会を行いました。素粒子論・宇宙論がご専門の小林先生は、ブラックホールや宇宙の始まりについて研究する理論物理学者。『僕はなぜ物理学者になったのか。―ブラックホールと宇宙の始まり、そして人にとって学びとは何か―』と題した講演の中で、小林先生は「宇宙も世界も、人間が成長した分だけ大きくなる。ぼくは宇宙の果てがどうなっているのかを見てみたい。宇宙の果てを見たいなら、自分の脳みそ、想像力を超えるしかない。」と物理学への想いを語られました。また、人にとって学びとは何かについて、「分からないことはいけないことではない。分からないからおもしろい。人間でなければできないことを懸命にやることに価値がある。学びは学びのためにある。」と述べられ、学びのおもしろさを伝えていただきました。