サミットアカデミーエレメンタリースクール佐久・佐久長聖中学・高等学校

佐久長聖ニュース

国連大使報告会と生徒会選挙を行いました。

 9月16日、グローバルユース国連大使報告会と2021年度生徒会正副会長選挙を行いました。
 2020年度 JAPANグローバルユース国連大使に選ばれた2年生の安藤有希さんが、全校生徒に対して活動報告をしました。この事業はJCI(日本青年会議所)が2011年から毎年行っているもので、全国から10名(高校1年生~3年生)を選考して、国連へ協力を仰ぎながら、グローバルな視点をもった人材の育成を目的としています。例年は国連本部やジュネーブの国連欧州本部で研修を行っていますが、今年はコロナ禍のためすべてオンライン事業。安藤さんは今年7月18日~8月8日に研修会とWebサミットに参加して、「国際協力」や「水と衛生」について学びました。その後、大使各市町村での啓蒙活動として、8月18日には佐久市長を表敬訪問、9月1日には佐久ケーブルTVに出演しました。応募したきっかけについて、安藤さんは「昨年12月に外務省主催のプログラム『JENESYS2019』に参加してタイで研修をした。現地のスラム街を視察したとき、きれいな水がない劣悪な衛生環境に衝撃を受け、何か自分にできることはないか考えた。そんなとき、SDGs 6『安全な水とトイレを世界中に』のテーマに取り組むグローバルユース国連大使を知り、貧困地域における課題の解決策を学びたいと思った。」と語り、全校生徒に活動への協力を呼びかけました。安藤さんは10月31日までグローバルユース国連大使として活動していきます。
 続いて生徒会選挙のためのオンライン立会演説会を実施し、生徒会長と男女副会長の立候補者および応援責任者による演説が行われました。会長に立候補した齋藤暖君は、東京都某区の健康増進を目的としたベジ・ファースト推進運動を例に挙げて、「区民に健康のための行動をさせるのではなく、区民が自然に健康のための行動をとってしまう環境を作ること」が健康増進につながったとして、佐久長聖の生徒会もやらされるのではなく、自然にできる環境を作っていきたいと抱負を語りました。演説終了後すぐに各教室ごとに投票を行い、その後選挙管理委員が開票・集計しました。結果は、明朝生徒昇降口付近に掲示します。