サミットアカデミーエレメンタリースクール佐久・佐久長聖中学・高等学校

佐久長聖ニュース

主権者教育を行いました

 2月20日、高校2年生を対象に長野県選挙管理委員会の中島満様をお招きし、主権者教育を行いました。はじめに選挙での投票率を上げることの重要さについてや、現在のように20代前半の投票率が低ければ、若い人たちへの政策の実現がしにくくなるかもしれないことなど、お話しいただきました。
 若者の選挙に行かない理由の1位・2位が「面倒」「興味がない」であり、講話では情報を自ら得ることの大切さ、わからなくてもサイトで「オートマッチング」を使って自分に合った政党を見つけること等、有権者として身につけるべきことをお教えいただきました。
 講話後に行った模擬投票では、長野県知事選挙に立候補した3名の政見放送を見て、投票先を決めましたが、「1回の放送だけで投票先を決めるのは難しい。選挙では情報がないと投票できないかもしれない」「投票すること自体は難しくなかった。有権者になったら選挙にちゃんと参加したい」と感想がありました。
 また、開票を手伝った生徒からは「一番印象に残ったのは、候補者の漢字を間違えているものがあったけれど、それは投票者の意図をくみ取って有効票にした場面。その1票で落ちてしまう人がいることを考えると、すごく責任の重い作業だった」と、選挙に関わることの大変さや大切さが伝わったようでした。