サミットアカデミーエレメンタリースクール佐久・佐久長聖中学・高等学校

佐久長聖ニュース

「トビタテ留学!JAPAN」報告会と説明会を開催。

 10月17日、高校で「トビタテ留学!JAPAN」報告会および「第5期生募集」の説明会を開催しました。

 今年の夏休み、このプログラムを使って、2年生の斉藤舞さんが公衆衛生のボランティアスタッフとしてカンボジアのプノンペンへ14日間留学をしました。この間、現地の小学校では、健康診断や手洗い指導、健康的な食事と生活についてのプレゼンやトイレ掃除を行いました。また、島の個人宅を訪問した際は、血圧・血糖値を測り、患者さんの症状に適した薬を1人1人に配布しました。

 この活動に加えて、このプログラムの特徴である海外で日本文化を伝えるアンバサダー活動も積極的に行いました。斉藤さんは得意な書道を活かして、外国人留学生や地元の子供たちに、それぞれの名前を漢字に変換してあげて、筆でうちわにその名前を書いてプレゼントするという活動をしました。この活動を通して、多くの方に「書道文化」を伝えることができたことがとてもうれしかったようです。

 このプログラム全体を通して、斉藤さんは多くのことを学びました。語学力が足りず悔しい思いをしたこともあったようです。しかし、現地の方の健康に対する意識向上のお手伝いができたこと、そして、世界中に同じ志を持つ友人が作れたこと、この2つは今後の人生において大きな自信につながったようです。

 報告会後、「第5期生募集」について株式会社アフィニティ平田智義様に説明していただきました。このプログラムは決して「特別な子」が採用されるわけではなく、「本当に○○をしたい、挑戦したい」などの熱い気持ちがある子が採用されているようです。「英語力より熱い気持ち。」これを持っている生徒にぜひ挑戦してもらいたいと語っていました。これを受けて、今年度は本校から数名の生徒が「トビタテ留学!JAPAN」に挑戦する決心をしたようです。本校から世界を舞台に活躍できる生徒がたくさん出ることを期待しています。