2年生が雅楽の特別授業を行いました。
中学校
中学では例年この時期に、音楽の授業で学年ごとに邦楽を学習しています。2年生は「雅楽」を学びます。10月31日、地元で雅楽の演奏活動をされている浅間雅楽会の皆さんが来校され、生徒たちが演奏や説明を伺いました。平調(ひょうじょう)「音取(ねとり)」に続き、平調「五常楽(ごしょうらく)」の演奏が始まると空間が一気に雅な世界に包まれました。
楽器の説明では、「音を出す仕組みから現在の楽器に例えれば、篳篥(ひちりき)はオーボエ、龍笛(りゅうてき)はフルート、鳳笙(ほうしょう)はハーモニカ」と分かりやすく解説をしてくださいました。楽器の音色は、それぞれ例えていただいた楽器の音色に近く、生徒たちも納得できたようでした。
平安時代の貴族たちも聴いていたのであろう音楽を聴き、また、実際に楽器にも触れさせていただいて、日本の歴史と文化を深く実感できた楽しい一時間でした。