サミットアカデミーエレメンタリースクール佐久・佐久長聖中学・高等学校

佐久長聖ニュース

中学1年生がキャンプ実習を行いました。

 中学1年生は、7月19日(木)~20日(金)の二日間、戸隠キャンプ実習を行いました。これは、「豊かな自然の中でのキャンプ生活を通して情操や社会性を豊かにし、心身の鍛練をするとともに、協力・責任・友愛・自立の態度を身につける」ことを目的に行われたもので、6月から何回かの学年集会や係会を重ね準備を進めてきました。

 キャンプに先立ち、戸隠神社奥社への参拝、森林植物園森のまなびやの見学をしました。入村式のあと、早速夕食の準備を始めましたが、火をおこすのに一苦労。メニューは、キャンプ定番のカレーやハヤシが多かったのですが、水の分量を間違えたのか、薄味のスープカレーができてしまった班やおかゆのようなご飯の班もありました。でも、それもキャンプのよい思い出です。

 夕食の片付けのあとは、恒例のキャンプファイヤー。今年は火の神ではなく、火の女神から各クラスの代表に火が分け与えられ、一斉に点火されました。クラスごとの出し物も、歌あり寸劇ありと、工夫が凝らされていました。

 翌朝も天気に恵まれ、高原のさわやかな空気を満喫しながら朝食の用意。後片付けをして、退村式を経て、キャンプ場をあとにしました。その後は、黒姫童話館と野尻湖ナウマンゾウ博物館の見学。ナウマンゾウ博物館では、発掘現場にも案内していただき、歴史の授業で学んだ旧石器時代の学習の実地検分にもなりました。

 今回のキャンプ実習を通して、仲間と協力することの大変さや大切さを学ぶことができました。また、ふだん当たり前のように口にしている食事を作ることがこんなにも大変なのだということを、身をもって感じたようです。

 ケガ人や病人もほとんどなく元気に帰校し、解散式、まとめのホームルームを行いました。1学期の登校日は、来週の3日間。しっかりとまとめをして、夏休みを迎えてほしいと思います。